- 春のイベントin Hiroshima
- 2012年5月 8日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
広島は年明けから花のイベント続きです。年明けすぐに「広島県ラン展」、続いて「魅惑のクリスマスローズ展」、2月に入ると「広島花の祭典」、3月は「春をよぶランらんまつり」、今年飛び入りで「世界の蘭展」、4月にかけては「春の植木まつり」、引き続き「春のグリーンフェア」、そして、5月、全国的にも有名な「ひろしまフラワーフェスティバル」です。
・・・これらのイベント、ご紹介をきちんとする前に全部無事終了いたしました。言い訳ですが、これだけ連続してイベントがあると、結構バタバタしてしまいました。もっとそれぞれのイベントをちゃんと紹介したかったのにできなかったこと・・・たいへん反省しています。一大イベントの「ひろしまフラワーフェスティバル」も3日~5日まで好天に恵まれて無事終了いたしました。今年のフラワーフェスティバルは168万7千人との新聞発表です。
今年のフラワーフェスティバルでは、昨年から取り組んだピースフラワープロジェクト花育をはじめ、今年からの新たな取り組みとして、コンテナガーデンとハンギングバスケットの「花のコンテスト」、そして、平和公園内の慰霊碑後ろにある平和の池を花で飾りました。フラワーフェスティバルといいながら、花が少ないといわれていたこのフェスティバルもだんだん花の飾りが増えてきました。
この度新たに取り組んだ平和の池の花飾り、これは決定するまで喧々がくがくの議論もあったそうです。慰霊碑と平和の灯火のあいだにある平和の池は、原爆投下後、水を求めて亡くなった多くの人々を思いつくられていると聞いています。被爆者にとって神聖なるこの池に花を飾ることについて、慎重な意見が出ることも当然とも思います。私自身は被爆二世です。両親、祖父母から被爆時のいろんな体験も聞かされてきました。この池は、被爆して亡くなった人、今生きている被爆者、その家族、そして、広島市民の平和への思いがあふれる池だと思います。その思いをくみ上げて咲く花・・・まさに平和の象徴ではないかと私は感じています。
この度のフラワーフェスティバルは、母の日から一番遠いタイミングで開催される年回りでしたので、花キューピット広島支部も参加され、花育活動もされました。パレードやステージイベントに参加される皆さんが身につける花飾りは、圧倒的に造花や絵が多い中、少しずつですが、生花のコサージュや髪飾りの提案も始めました。ディズニーランドに行った帰りには、ミッキーの耳のカチューシャや大きなぬいぐるみを抱えて帰る人が多いように、ひろしまフラワーフェスティバルに来られた人が、花をつけて参加したり、買って帰ったりするのが当たり前になるようなフェスティバルを目指していきたいと思っています。
地元アイドルにそっくり・・・な・・・ひろしま清盛美少女隊もフラワーフェスティバルに花の髪飾りを付けて登場! 赤い鎧に赤とピンクの花飾りがとても似合っていました。
今年も慰霊碑前の芝生広場いっぱいに市内とその近郊の小・中学校、保育園、幼稚園、市民の団体の皆様によって昨年秋から育てていただいたパンジーなどの草花が大集結。花絵が描かれました。
ピースフラワー広場での花のせり市。お花そのままもきれいですが、それを束ねるフローリストの技も皆様に見ていただきました。素敵な花束をせりで。。。広島県花き商業協同組合青年会の皆様のご協力をいただいてできました。

ひろしまフラワーフェスティバル、終了間近の様子。来年は花をつけてくる人、花を持って帰る人がもっと増えますように。。。
- フラワーフェスティバル初参加・・・終了
- 2011年5月 7日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
5/3~5/5まで開催されたひろしまフラワーフェスティバルは、「咲き誇る 花が育む 笑顔と平和」をテーマに開催され、来場者数は169万2000人(FF実行委員会調べ)で歴代3位の来場者数となりました。約半年間、取り組んできたピースフラワープロジェクト花育、そして、花き業界として初参加した今回のひろしまフラワーフェスティバルも事故なく無事終了いたしました。ゴールデンウィークの3連休が母の日に一番近い年となった今年、花き業界にとっては一番条件の悪い年だったわけですが、なんとか最低のことは取り組めたのではないかと思っています。

広島フラワーフェスティバル実行委員会としてもメインイベントとしてかかげ、花き業界としても支援をした企画「ピースフラワープロジェクト花育」で育ててもらった花苗(パンジー・ビオラ)で、平和公園慰霊碑前の芝生ひろばに大きな花絵、花文字が描かれました。当初の目的は未来を担う子ども達のための花育でしたが、東日本大震災被災地支援という目的も加わり、描かれた花文字は「希望 元気」。
前回の記事でも紹介しましたが、この度の企画に参加してくれた子ども達の思いも詰まったメッセージも添えて、慰霊碑に向かうまっすぐな通路に、まさに、メイン展示といえるように展示されました。この企画は、ご来場の皆様にもスポンサー様にもたいへん好評だったと聞きました。関わった関係者の一員としてとてもうれしく思っています。この企画は今回だけのものではありません。来年からも市内の小中学校に参加を呼びかけ、もっとたくさんの花が飾れるように取り組んで参ります。
そして、「ピースフラワープロジェクト花育」を続けていくための資金造成を大きな目的として取り組んだピースフラワーひろばでは、フラワーフェスティバルでは生きた花を使ったほぼ初めてのイベントや販売活動でした。(どんなことをしたか・・・よろしければ、こちらをご覧ください。私のプライベートブログですので、内容はラフですが。。。)本部企画のブースとしてとてもいい場所をいただきました。実行委員会としても、花き業界としても初めてでテントの配置も試行錯誤で、会期中に設置位置を変えてみたり、人の導線や視界などは当日やってみないとわからないことだらけでした。また、来場されるお客様の一番の目的は花を見に来たり、買ったりすることではないのです。フラワーフェスティバルで花を売っていたコーナーはこれまでほとんどなかったのです。そんな中でこれからフラワーフェスティバルを花いっぱいの祭にしていかなくてはいけません。どちらにしても、すぐにはなかなかうまくいかないことだと思いますが、継続して一つずつでも改善して、将来は「フラワーフェスティバルに行くんだったら、花をつけていかなくっちゃ!!」とか「フラワーフェスティバルで花を買って帰らないと!!」というようなフェスティバルにできたら・・・と思っています。
何はともあれ、大きな取り組みのスタートを切りました。花き業界として取り組んだとはいえ、手順や要領がわからなかったうえに、忙しい春に準備を進めないといけないことから、十分の説明もできないまま見切り発車的に進めた部分もありました。これは大きな反省点です。この度の取り組みには、日本花き卸売市場協会からも各地の花を取り上げたイベントへの参画の第一号としてご支援をいただき、会期中に消費拡大委員会のメンバーの皆様の視察もあり、特に身も気持ちも引き締まります。この度の経験を糧に、フラワーフェスティバルの名物ブースになるよう、努力して参ります。
- フラワーフェスティバル目前
- 2011年5月 1日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
5月に入りました。いよいよあさってから、ひろしまフラワーフェスティバル・・・という時期になりました。前回の記事で、花き業界担当ブースの一部をお知らせしましたが、この中に市場の担当で花のオークションを行うことになっています。ひろしまフラワーフェスティバルは今年の日本花き卸売市場協会の花き消費拡大のための取り組みとして支援をいただきますが、それを中心に推進していく委員が全国に11市場あります。震災発生以前からフェスティバルに向けて、市場担当で行うオークションに向けて協賛品の御世話をしていただき、当日の視察もすることになっていました。先週末から協賛品や視察についての連絡も入ってきていたのですが、委員の中には東北地方代表で仙台生花様もいらっしゃり、どうされるか・・・たいへん気に掛かっていました。震災後だし、現実、交通の状況からも視察は難しそうだと思っていましたら、やはり、視察は無理とのことでした。そんな中、協賛品のこともなかなか言い出しにくく、あまり早くから問い合わせても厳しい状況の中、催促しているみたいで問い合わせも控えて、週明けてからでも連絡してみようと思っていました。そうしたら、本日、協賛品を送っていただけるとの連絡が入りました。担当者共々、大感動です。仙台市場も市場機能が再開されて約一ヶ月。徐々に回復していっていると思いますが、通常モードに戻るまでには暫くかかるでしょう。通常の時でも、協賛いただけることはたいへんありがたいのですが、厳しい中でも対応していただくことに感謝でいっぱいです。被災地から遠く幸いにも祭ができる広島から、これに答えたい、お返ししたいと思いました。
それと、平和公園内の芝生広場に大きな花を小中学生が育てたパンジー・ビオラで咲かせようとしていますが、その一部が市場に届いてお預かりしています。一部のラベルには、育ててくれた子ども達の願いや思い、夢が書いてありました。震災があった後ということもあり、メッセージの内容を読んでいくと胸がギュッとするようなメッセージを書いてあるものも。子ども達が種や苗から育ててくれて、花と緑にふれることで得られることがたくさんあることの証明だと感じました。

見たり、参加したり・・・楽しいフラワーフェスティバルの面もありますが、この度ピースフラワープロジェクトに参加してくれた子ども達の思いがつまった芝生広場の花絵も是非、見てくださいね。
- ピースフラワープロジェクト花育
- 2011年4月21日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
なんと!!たいへん長い間、さぼっていました。・・・申し訳ありませんでした。4月もはや下旬、ゴールデンウィークも目の前になってきました。市場の中も鉢物から母の日に向けての雰囲気が漂い始めています。
しかし、今年はその前にゴールデンウィークに広島で開催される第35回ひろしまフラワーフェスティバルが花き業界にとっても一大イベントです。以前にも書きましたが、恥ずかしながら、花き業界が本腰を入れてこのフラワーフェスティバルに関わるのは初めてのことです。これまでのいきさつや取り組みについて書いた記事はこちら(→H22/9/17記事、H22/11/6記事、H23/12/21記事)からご覧ください。
この取り組みも市場協会の会員市場の皆様からも応援をいただくことになり、母の日が一番近いゴールデンウィークでありながら、生産者や小売店の皆様にできる範囲で協力いただくなか本番が近づいてきています。

今日は、花き業界のブース、「フラワーひろば」の現地確認に行ってきました。場所としては、申し分ありません。第一回目からのメインシンボルである「花の塔」も見えるメイン会場近く。現地でテントやステージの位置や搬入経路や手段の確認をイメージしてきました。
このブースでは、広島県花き園芸農業協同組合の皆様と地元の種苗会社である精興園様による花きの販売、ハンギングバスケット協会広島支部のご協力でハンギングバスケット講習会と作品展示、日本フラワーデザイナー協会のカトレア会の皆様のご協力でフラワーアレンジメント講習会(参加費 1,000円)、そして、花のオークションを行います。
そして、もう一つ、平和公園の芝生広場では昨年の秋から市内各所の小中学校の生徒の皆さんが丹誠込めて育てていただいたパンジー・ビオラで描くピースフラワー。その数は約2万ポットで大きなピースフラワーが4つは描けるのではないかと・・・期待しているところです。慣れないながらもいろいろ準備をしているところです。
この会場で販売して得た利益は、来年の花育事業、平和貢献活動、そして、今年は特に東日本大震災復興支援のために使われます。平和であればこそ、私たちも花きで生活できています。そのことに感謝し社会にわずかばかりでも恩返しができればと思い、このイベントに取り組みます。皆様にも花を買っていただいて心を和ませ楽しんでいただくと同時に花き業界としてできる社会貢献活動にご参加いただければ幸いです。
どうぞ、今年のゴールデンウィークはひろしまフラワーフェスティバルのお出かけください。
- ひろしまFF 花いっぱいキャンペーン
- 2010年12月21日
おはようございます。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
気ぜわしい中、気がついたら、あと今年も残すところ10日しかないじゃないですか!!皆様、お忙しく過ごされていることと思います。花き業界もクリスマスや新しい年を彩るお正月用花材の入荷が本格的なってきています。家族や親しい人が集まる機会の多い年末年始・・・是非、お花で彩りを添えてくださいね。

さて、ひろしまフラワーフェスティバルに向けて取り組まれている「花いっぱいキャンペーン」の中のピースフラワープロジェクト花育。。。これは広島市内の小中学校のご協力をいただいて、ひろしまフラワーフェスティバルを彩る花を育ててもらおう!という企画です。パンジーの種から挑戦している中学校に続いて、今月に入って小学校でお世話をしていただくビオラのプラグ苗も配布を終了し、各学校で育ててもらう体制に入りました。これから冬休みにも入りますが、どうぞよろしくお願いします。写真は先日中国新聞に掲載されたものです。
花を育てることで生命の不思議さ、大切さも当然学べますが、それに加えて近隣の花き小売店様の協力も得て、定期的にご指導いただけるようなことも取り組んでいます。今年初めての取り組みではありますが、この取り組みをきっかけに、学校の近くの花屋さんや園芸店さんの人と声を交わすことが始まったり、花を見に立ち寄ったり、誕生日には花を添えてあげたいという気持ちがわいたり・・・ということが起こらないかなぁと思ったりもします。何より、このような取り組みができるのも、平和であればこそ。小さな花との接点が、命の大切さ、地域連携、世代間交流、環境への意識、そして、平和への想い・・・と大きくなっていく可能性も願いながら、協力をしていきたいと思います。
- 11月最初の週末
- 2010年11月 6日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
11月になってなんだかあわてて秋がやってきたような天気が続いています。この間の台風が秋を届けてくれたのでしょうか?月が変わって最初の週末、私の住んでいる団地では遅めの秋祭りをやっています。
地元新聞、中国新聞のおまつり「ちゅーピーまつり」も今日、ありました。どうして、このおまつりを取り上げるか・・・というと、以前も記事にした「ひろしまフラワーフェスティバル 花いっぱいキャンペーン」の告知をこの「ちゅーピーまつり」から始めました!ひろしまフラワーフェスティバルで平和公園の芝生広場に大きな花を市民の育てた鉢花で描こうというキャンペーンのスタートです。といっても、もうすでに広島市内の小中学校では、ビオラ、パンジーが育てられていますが、(中学校では種から、小学校では苗(プラグ苗)から。)一般の参加者を募る第一回目の告知です。(「ひろしまフラワーフェスティバル 花いっぱいキャンペーン」を取り組むきっかけについての記事は→こちら)「ちゅーピーまつり」は一日だけのおまつりですが、かなりの人出があります。どれくらいの方の目にとまったかどうかはわかりませんが、これから機会がある毎にアナウンスしていくことになるでしょう。この花育の取り組み、初めてフラワーフェスティバルに絡めて取り組みますが、息の長いものになるようにしていきたいと思います。
そして、江田島市では、今日と明日、JAまつりが開催中です。毎年、記事にしていると思いますが、このときに江田島市フラワーコンテストが開催されます。昨日はこのコンテストの審査がありました。出品点数は111点。9月に広島県花き品評会があったのですが、そのときの出品点数は104点でした。9月の品評会が今年の厳しい猛暑の直後の時期だったせいで少ない出品点数だったこともあり、この度の出品点数も少ないんじゃないかと勝手な想像をしていましたところが、江田島市からだけの出品で県の品評会の出品点数を上回りました。江田島市は江田島と能美島からなっていますが、能美島は昔(?)から地元広島では花き生産の盛んな「花の島」として定着しています。ですから、この度の出品点数だけをみても、「さすが、花の島!!」でした。
この度の最高賞「江田島市長賞」を獲得したのは菊(白)「神馬」、原田卓美さんの出品財。続いてバラ「オートクチュール」、田中ローズガーデンさんの出品財。そして、金魚草「アスリートイエロー」、下川俊治さんの出品財。出品されたものを「出品財」と言いますが、本当に国内花き生産が、後継者不足等で縮小しているなか、国内生産者の・・・特に地元の花き生産者の生産される品物は「財」=(花き業界の)「財産」だと思います。この地域でも農業法人を立ち上げ、花き生産振興と地元雇用、新規就農等を期待して取り組まれている事例もあります。市場としても大いにその応援をしていきたいとあらためて感じて帰りました。JAまつりは、明日、日曜日も開催されています。能美島は、花き生産の他にも、柑橘類や野菜の生産も盛んです。能美島のゆめタウンすぐそばのJA呉江能選果場で開催されていますので、是非、お越し頂き、江田島市の花もご覧になってください。
あ!!そうそう、今、世界バレー(女子)をやっていますね。この度は故障のためにスターティングメンバーから外れることが多いですが、全日本の栗原 恵さん。彼女は花の島、能美島出身なんですよ。女子全日本もこれまで全勝できている中、今、強敵中国と対戦中。こっちもがんばれ~!!
- ひろしまフラワーフェスティバルにむけて
- 2010年9月17日

おはようございます。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
多くの方がご存じかもしれませんが、広島には"ひろしまフラワーフェスティバル"というゴールデンウィークのお祭りがあります。"フラワー"と名前がついているので、どんなに花いっぱいのお祭りかと思われますが・・・、最近ではよさこい祭りのようにダンス等にに焦点が当たり、装飾もあまり花は見られず、出店されている店でも、どこも花は販売していません。一方、私たち花き業界も、花のないフラワーフェスティバルなんて・・・とか言いながら、ゴールデンウィークと母の日前の春の超繁忙期にとてもかかわれない・・・と、正直言って避けてきたフェスティバルでした。ゴールデンウィークは、弊社も休んでいるときはほとんどなく、写真は、2年くらい前だったか、たまたま休みにだったので、たまにはいってみようか・・・とでかけて、その年の花の塔を撮しました。この写真でもどれだけ人出の多いフェスティバルかおわかりかと思います。
ひろしまフラワーフェスティバルが始まったのは、昭和50年の広島東洋カープの初優勝の時の優勝パレードが一つのきっかけだったと聞きます。当時85万人の広島市民のうち、30万人が平和大通りに集まり、カープの初優勝のパレードに参加しお祝いしたことから、平和大通りで市民が参加できる祭をつくりたいと始まったのだそうです。
ひろしまフラワーフェスティバルも来年35回目を迎える長い歴史のある祭となりました。先日、フェスティバル企画実施本部から、35回目という一つの節目に本来の「フラワー」、花いっぱいのフェスティバルに戻していくために協力をとの依頼に来られました。
これまで、フラワーフェスティバルにあまり協力できなかったのには、もう一つ理由がありました。フラワーフェスティバルが始まった35年前ごろは、広島県の産地中心に広島市場に花が集まってきていました。5月の最初というと冬型産地から夏型産地に移っていくちょうど移行期、つまり端境期で花を集めにくかったということがありました。花き業界から見ると、「どうしてこんな花のない端境期にフラワーフェスティバルを?」という思いだったわけです。現在も時期的には端境期には違いありませんが、広島県中心の出荷だったあの当時と比べて、全国各地からご出荷いただいていますし、日本の生産者の生産技術も上がっています。ですから、花の少ない時期という感覚も薄くなり、調達チャンネルも増えました。
最近の日本の花き業界の厳しい状況の中、忙しいからできません・・・などと言ってはおれません。こうして、本来の名にふさわしい祭にしていきたいという想いをもたれたことは、花のことをたくさんの人にもっと知ってもらう一つの大きなチャンスだと思い、花き業界もできることは積極的に協力して参ります。
ひろしまフラワーフェスティバルが始まった当初の目的の一つである「市民が参加できる祭」と「花」を結びつける方法として、「花育」をテーマにプロジェクトに取り組もうとしています。広島市民の皆さんが育てられた花を持ち寄って、「花の塔」に並ぶひろしまフラワーフェスティバルの一つのシンボルができないか・・・?学校や地域、世代を花で結びつけ、それが、ひろしまフラワーフェスティバルで花開かせるような取り組みはないか・・・?と考えた結果、広島市内の小中学校に声をかけて、フラワーフェスティバルに花を育てて持ち寄って飾ろうと「花いっぱいキャンペーン」が始まろうとしています。
どのようなになっていくか、まだこれからですが、単年の取り組みで終わらないように地道でも息の長い取り組みになって、ひろしまフラワーフェスティバルに無くてはならないものを作っていければと思います。そして、8月6日が静かに平和を祈る式典に対して、ひろしまフラワーフェスティバルが、平和であればこそできる楽しさあふれる花の祭典となるよう、これから、この取り組みに関わっていきたいとおもいます。