こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
お盆がすんで、これから秋に向かっていく季節になってきます。今年は8月8日が立秋でした。暑い日が続いていますが、立秋からは残暑。ご挨拶も「残暑お見舞い申し上げます。」にかわっているんですね。長期予報では今年は残暑が厳しく、9月、10月まで気温が高い可能性があると言っていましたが、どうなるのでしょうか?8月23日は処暑。暑さが止み、朝夕に涼しさが感じられる頃だということです。広島でも、突然のにわか雨が降り、そのあと気温が下がっているような日が最近あります。暦通り、猛暑日や真夏日、そして熱帯夜から早く解放されたいものです。
市場の中も立秋の頃から少しずつ秋の気配が感じられる花材が出荷されています。
秋になると青々とした葉は冬に向けての準備のために紅葉し、太陽の下で咲いた花から実がなっていきます。もともと植物自体に季節感があるわけですが、人の都合で日照等を人工的に調整されて季節感が感じられにくくなってきている中、枝物は季節感が感じられる商材です。広島は平野が少なく大規模な農業には向く土地がたいへん少ない地域ですが、一方で枝物に関しては、恵まれている部分は大いにあります。山取の枝物を出荷していただく出荷者中心の組合もあります。しかし、この組合に所属される組合員の皆さまもご多分に漏れず高齢化は避けられません。が、後継者は何名かいらっしゃいます。市場としても自然の恵みを受け、一方で、その自然の恵みがなくならないようにつきあいながら出荷していただくプロの目をもった出荷者の皆様とのおつきあいは大事にしていかなくてはいけません。
枝物は大きく分けて花の時期、緑の時期、実物・紅葉の時期とありますが、これからは紅葉・実物の時期。枝物の良さが感じられるいい時期でもあります。皆さまの是非、枝物も買って自然を身近に感じてくださいね。
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
日本の大半の地域は、今月お盆を迎えますね。当市場でもお盆前の取引でたいへん慌ただしく毎日が過ぎていきます。・・・といっても、実際は市場でのピークは越えました。お盆前の取引は、今日を含めてあと2回のセリで終了し、お盆休みをいただきます。(お盆明けは17日から通常通り営業いたします。よろしくお願いいたします。)
震災以降、被災地復興や福島原発事故の影響をあらゆる品目や業種が少なからずある中、今回のお盆は、東日本大震災で被災され、お身内を亡くされた方々にとって、初盆になります。心からご冥福をお祈りいたします。
お盆には各地にいろんな風習が残っていることと思います。前にも書きましたが、広島県西部(・・・安芸門徒の風習なので広島市近隣のことかもしれませんが)では、盆灯籠(アサガオ灯籠、初盆を迎えるお墓には白、それ以外は色の灯籠)がお墓にたてられます。広島では、8月6日の原爆で身内を亡くされた方も多く、その頃からお墓参りをされる方もいらっしゃいますので、もうお墓には灯籠のたったお墓もみられます。もともと浄土真宗安芸門徒の習慣のようですが、宗教、宗派をこえた地域の習慣になっているようです。どの当たりの地域かわかりませんが、キュウリや茄子を馬と牛に見立てたお盆の飾りをする地域もあるそうですが、広島ではそのような習慣はありません。
いろいろな習慣の違いがあっても、共通するのはお花をお供えすることではないでしょうか?祖先を敬い慰める気持ちの表現としてお花がお供えされます。皆さまに大事にしていただきたい習慣です。
そして、今年から一日も早い震災復興への願いをこめて、農林水産省を中心に被災地の復興のため「飾って応援しよう ~花とみどりで人は元気になる~」をキャッチフレーズに被災地の花きを積極的に使用する取り組みが始まっています。
「広島には東北からのお花は届いているの?」というご質問もあると思います。東北からのお花・・・届いています。お盆用の花束によく使われる小菊、リンドウは岩手県からかなりの数をご出荷いただいているんですよ。お供え用にはあまり使わないかもしれませんが、福島県からカスミソウもご出荷いただいています。(ちなみに山形県からもあります)お墓参りの時に・・・、また、ご家庭のお仏壇用に、そして日頃飾っていただくお花を買っていただくだけで、そのことが東北の被災地の皆さまの助けになります。花き生産者のためだけではありません。生産者の収入となり、その収入が生活のために必要なものの調達資金となって回っていくことで復興の助けになるはずです。
かなりの方が、義援金もされたことと思いますが、日頃の生活の中で取り組むことができれば、私たちにも大きな負担もなく復興支援できますよね。
~飾って応援しよう ~花とみどりで人は元気になる~
一日も早く東北が元気になりますように。
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
八月に入りました。今年も暑い夏ですが、昨年よりは朝晩が少し涼しいと感じられる日があるように思われます。今年の夏は土用の丑の日が二日ある年で、今日、8月2日はこの夏二回目の丑の日です。夏ばてしないように、熱中症にも注意してこの夏を乗り切りましょうね。
さて、今週の土曜日「8・6」(「ハチロク」と私たちは呼ぶこともあります。広島だけ・・・?かもしれません。)は、広島に原爆が投下された日。広島平和祈念公園で平和祈念式典が毎年開催されます。広島の花き業界では、平和祈念式典に合わせて、生産者から小売店までの皆さまが、祈念式典に訪れる一般参拝者のための献花を集めて寄付しています。今年も、今週の水曜日と金曜日とで寄付いただける花を集めて、事前の処理をした後、6日の早朝、平和祈念公園にお届けします。この献花の寄付については、広島の花き業界では当たり前になっていて、集める日をいつにするかを決めるだけで、あとは特に相談することなく毎年皆さまの協力をいただいています。年によって、相場も高い時、安い時いろいろですが、少なくとも売れない時期ではないのに、皆さん「あ、今日集めるんじゃね」・・・という感じで協力していただいています。本当にありがたいことです。
そして、今年も「国境のない花たち展」、開催いたします。ブログを始めて毎年このことは記事にしてきました。これからブログを続けるかぎり記事にしていくことと思います。今年は不幸なことに福島原発事故が未だ終息していない中での開催です。「国境のない花たち展」の元になった活動はチェルノブイリ原発事故が発端と聞いています。先ほど(8/2)、広島市長も平和宣言の骨子を発表されましたが、原発事故に触れ、エネルギー政策の見直しにも言及されるようです。
「未だ世界中から悲劇が消えぬ中、花に関わる者に出来ることは、ナイフを武器ではなく幸せを紡ぎ出す道具として使い花を生けること。花を美しいと思う心に国境はなく、言葉も必要ありません。そして、花を生けるということは平和でなければできないことです。
戦後66年の今年も、花に関わる人々の手による花たちが広島の地に集います。
ひとつの願いのために。
どうか、明日も花が生けられますように、世界中に。」
毎年、このメッセージを何らかの形でのせますが、いつ読んでも心に響きます。私も被爆二世。被爆の参上を目の当たりにした被爆者のようにはその惨状など伝えることはできませんが、たとえば「国境のない花たち展」の一部を支えることで平和の大切さを伝えていくことはできると思っています。
日時 : 2011年8月5日(金) 13:00~21:00 2011年8月6日(土) 10:00~20:00
場所 : 広島市中区紙屋町 シャレオ中央広場
入場無料