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(株)花満

もうすぐお盆です。
2011年7月27日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
前回更新からの間隔から少しは努力しようとしてるのか・・・と思っていただければ幸いです。言葉だけにならないよう努力いたします。
さて、あっという間に7月も終わろうとしています。来週は8月。花き業界にとっては、夏の繁忙期に入ります。夏季は露地栽培のものも多くありますので、天候に大きく左右されるのはいうまでもありません。しかし、天候に左右されながらも、日本の花き生産者は、需要期に出荷が合わせられるよう栽培技術を駆使して生産していらっしゃいますので、お盆の切り花需要期に向けて神経を使っている時期です。
先日、鹿児島県におうかがいしました。鹿児島県の東部、JAそお鹿児島のスプレー菊が鹿児島ブランドとして正式に指定され、その記念大会におじゃましました。総務省の統計で47都道府県の県庁所在地の年間切り花購入金額の平均をまとめたものがありますが、平成20年から22年の平均で鹿児島市は全国第7位。これは県庁所在地での統計ですが、その県の特性、県民性もあらわしているといってもいいでしょう。鹿児島県内の道路を走っている間、きれいに手入れされ、お花もきれいに飾られている墓所がいくつも目にとまりました。「お墓に花がないなんて考えられない」といわれるほど、鹿児島県の皆さまはご先祖様を大事にされているんだと感じて帰りました。先日、父の命日に墓参りをした時の周りお墓のの様子とは全く違う光景でした。
  F1010369.jpgちなみに、全国第1位は福島市。広島市は・・・17位で真ん中より上でした。広島県の西部は、浄土真宗の安芸門徒が多く、八月のお盆にはお供えのお花と共にカラフルな灯籠(アサガオ灯籠、初盆は白いアサガオ灯籠)がお墓にお供えされ、これは広島県西部独特の光景だと思います。写真はスーパーに納品されようとしているあさがお灯籠です。
花の消費という面から見ると、日本の花の消費はお盆をはじめ、春、秋のお彼岸中心に仏花、そして、新しい年の準備をする年末のような時期に需要が集中します。業界としては、もう少し平準化され、普段も花を買ってもらいたいし、現在はあまり需要のない時期に、需要を喚起したいのです。そんな取り組みの一つにフラワーバレンタインの取り組みもあります。
日本人は、宗教の違い、地域的な習慣の違いはあっても亡くなった方を尊び敬うという精神は基本的にもっているのでしょう。今、自分がいるのも祖先があってのことという考えが受け継がれているのでしょう。そのような場面には必ず「花」が添えられています。人の想いを託され、伝えていく花は、お墓参りをする時期には不可欠です。
私たちは西洋のおしゃれでスマートな文化にも目がいきがちです。花き業界人としても、もっとたくさん花を使ってもらいたいという面からは、需要の創出もしていきたいし、しなくてはいけないと思いますが、本来の日本人の根底にある文化、美しい心、精神はなくさず、長年育んだ習慣も大事にこれから先も受け継いでいきたいものです。

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なでしこJapan おめでとう!!
2011年7月23日

こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
心を入れ替えてこまめにブログも書こうと何度も宣言したくせに、あっという間に日があいてしまっている・・・情けない私です。フラワードリームの記事を書いてから、もう10日以上もあいてしまっています。(#・・#)
Japan Cupが終了して一週間後、女子サッカーのワールドカップ決勝戦でしたね。今更いうまでもなく、なでしこJapan やりましたね♪オリンピックやワールドカップなんかの試合は見るよ・・・という人も多いですが、私は、そんなにサッカーには興味はなくて、前回盛り上がった南アフリカでのワールドカップも結果さえきいていればそれで良かった程度でした。だけど、この度のなでしこJapan の快進撃は、サッカーに興味ない私ですら注目していました。ちょうど決勝戦は、朝、起きる時間近くでもあったので、生中継されているチャンネルに合わせてテレビもつけていましたので、「ワァ~!!」という歓声が起きる度に「なになに・・・?」とテレビの前に。
MINIDSC09418.JPGしかし、何度も先制点を挙げられてからの追いつきには、とても興奮しました。延長戦に入って、PK戦までもっていくなんて誰が想像したでしょうか?選手達は、震災に遭った人たちに勇気を与えられれば・・・という気持ちももって決勝戦に臨んだとあとでききましたが、震災に遭った人たちだけでなく、日本中にうれしいニュース、勇気、あきらめない気持ちを届けてくれました。なでしこJapan の「なでしこ」。一輪一輪をみるとかわいい楚々とした感じのする花です。優勝を決めた朝にみたセリを待つなでしこの花束を見た時、まるであじさい!!って感じました。かわいい花が集まってとても華やかな大きな花になったように見えました。カーネーションもなでしこの仲間ですが、「なでしこ」というと何か日本的な響を感じるからか、また「大和撫子」という言葉もあるからか、カーネーションとは違う印象があります。

ほんと!!なでしこJapan、おめでとう!!震災後、ヒマワリも私たちに勇気と希望を与える花として注目されていますが、なでしこもこれに加わりますね。


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Japan Cup
2011年7月10日
こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
先週の今日、  フラワードリーム2011が開催されたことは、前回の記事でも少し触れました。前回はその機会に開催された業界の会議のことを先に触れましたが、華やかなほう・・・Japan Cupの方もお伝えしますね。
DSC09269.JPGJapan Cupの前身は昭和37年、コサージュコンテストに始まったとのことです。そして、このフラワーデザイン競技会は大阪の花博以降、「Japan Cup」と呼ばれるようになったそうです。この当日の協議会に出場できる出場権をかけて、全国12ブロックにわけて競われます。そして、Japan Cup予選会で各ブロック代表と前年度の上位10名が、テーマに沿って花で表現して技術を競います。展示された作品から上位20位までがセミファイナルに残ることが出来、20人によってその場で与えられた共通の花材・資材で30分でブーケ、30分でアレンジメントを制作。その中の上位10名がJapan Cupファイナリストとして最終競技に臨みます。この最終選考に残ったフローリストは来年のJapan Cupのシード権を得ることができます。
  ここで、少しお断りをしなければいけませんが、2日間開催されたJapan Cupですが、私は一日目しか参加できませんでした。前回書いた記事の会議に出席しましたので、セミファイナルの競技も見ることができませんでしたので、審査の過程を細かくレポートできませんので、結果中心の報告になります。
当市場とお取引のある花キューピット会員の生花店様では、
DSC09207.JPG広島県世羅郡 クロダ生花店 黒田隆司さん
DSC09213.JPG広島県東広島市 花のみやさこ 宮迫真芳さん
DSC09220.JPG広島県広島市中区 三芳園広島支店 松本嘉貴さん
DSC09226.JPG山口県岩国市 花舎 宮田宣明さん
・・・ の4名が東京ビッグサイトでのJapan Cup出場権を獲得して予選に臨みました。写真は参加者の予選会の作品です。こんな風に大きな作品で技術が競われるんですよ。
この中で、三芳園広島支店の松本さんが予選通過して最終の20名に残り、ステージ上でブーケとアレンジメントを制限時間内に制作するというセミファイナル競技に臨まれました。そして、ファイナリスト10名の発表!見事その中にも選ばれ、ファイナル競技への参加資格と来年のJapan Cupのシード参加権を獲得されました。
ファイナリスト10名の発表まで私は会場でなんとか見て、三芳園広島支店の松本さんの健闘を祈りながら帰りました。結果がどうなったか・・・決勝当日の夕方からだれか結果をネットに挙げていないかと探していましたが、上位3名を知らせてくれたページはありましたが、その中には名前はありませんでした。だけど、結局何位だったか気になって週が明けてきいて回りますと、松本さんは、10番目でファイナル競技に残ったそうですが、競技を終えて順位を上げて8位で終了したということでした。
DSC08816-1.JPG余談ですが、5月のフラワーフェスティバルの時、ピースフラワーステージで花き業界で花のセリ市(オークション)を行いましたが、その時、提供いただいた花をその場で、広島の若手フローリストに花束を作ってもらってセリでも販売いたしましたが、三芳園の松本さんも忙しい中、担当してくれました。広島で一緒に活動して勉強している若手フローリスト仲間としても、全国で10本の指に入るフローリストが仲間の中から出たことはとても誇らしくうれしいことだと思います。
花屋さんにお勤めのフローリストの皆さんの技術も、このような競技大会が開催されて、確実にスキルアップしています。花はそれそのものの美しさがあることはいうまでもありませんが、いろんな花との組み合わせやデザインなどを花屋さんで相談されるとフローリストの技術も加わって、とても素敵な贈り物になりますよ。

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6者協議会
2011年7月 5日

こんにちは。
広島の花と緑の総合卸売市場 株式会社 花満の和田由里です。
DSC09269.JPG先週の週末、東京ビッグサイトでJFTD主催のフラワードリーム2011開催に合わせて、6者協議会のセミナーが開催され、私も参加しました。この度の話題は、業界色が濃い話題になります。フラワードリームの話題は、またあらためて記事をアップしますね。

さて、セミナーでは、農林水産省の佐分利花き対策室長による講演の後、花きの消費拡大をテーマに意見交換が行われました。昨年まで協議をされてきた花き業界で一般的にいわれてきた「1/1000構想」がうまくまとまらず、このまま何もやらないではどうにもならないと有志を募って取り組んだような形ではあった「フラワーバレンタイン」の取り組みが、最初の期待以上の成果を残したということを例に挙げ、花に関していろいろな方面の切り口から接点を見つけ出し、実行していくことの必要性もあらためて認識しました。・・・あらためて認識する機会はとても多いのですが、なかなか具体的な形や行動につながりにくいこれまでの花き業界で、どう動いて行くべきでしょうか?動かしていくべきでしょうか?
  NEC_0521.jpg「フラワーバレンタイン」でのある程度の成果は、どこでもいわれていることだと思いますが、生産から小売りまでこれまでの利害関係を乗り越えて取り組んだことが、要因の一つだと思います。東京都、大阪などでも大々的にフラワーバレンタインの取り組みがなされましたが、皆さまの地域ではどうだったでしょうか?広島でもフラワーバレンタインに際して取り組みをしましたが、それに至るまでも少し・・・抵抗があるとかんじられました。でも、皆さんの希望、想いはなんでしょうか?花を買ってもらって身近においてもらうことで、心の豊かさを感じてもらったり、癒されたり、誰かにプレゼントする時には想いを感じてもらったり、幸せな・・・穏やかな気持ちになってもらいたいとか・・・そう望む気持ちは組織の関係など関係ないはずです。商売の面では立場によっていろいろ利害関係はありますが、花を生活に取り入れて身近に感じてもらいたいという気持ちは業界人には共通の思いではないでしょうか?共通の想いを持っているなら、その部分で共通の取り組みがあっても当然ですね。○○○が積極的にかかわるキャンペーンなんて・・・と取り組まない・・・ことがあるなら、それはナンセンスです。考えてみてください。消費者は花業界の事情など何もわかりませんよ。
会議の中で、大田花きの小杉専務がおっしゃっていましたが、漢方薬タイプの取り組みか抗生物質タイプの取り組みか・・・と。これまでの取り組みはまだ漢方薬タイプなのだと思いますが、1/1000構想である程度まとまった資金を集めて取り組む抗生物質タイプの試みが現在のところ無理であれば、フラワーバレンタインのような取り組みを各地であらゆるチャンスを捕まえて、取り組んでいくしかないのかもしれません。1/1000構想の本来の元は、JFTDの初代会長の思いだったと聞きますが、そのJFTD主催のこの会合の中で様々な立場の人が集まり議論されたことが、何らかの形で足踏み中の業界挙げての花き販売促進活動を動かし始めるきっかけになればと思います。
2011-02-13 12.00.02.jpgそして、最後に、この取り組みの調整役として積極的に取り組まれている佐分利花き対策室長への評価もたいへん高く、残された任期での働きに大きな期待も寄せられていました。これまで、「つくる」方向にばかり向いていた目を、販売を活性化することで「つくる」方を盛り上げる(→生産振興)手法へ導いてもらっているのだと感じています。

最後の写真は、広島市中区の本通商店街でのフラワーバレンタインイベント開催時の様子。マスコミの取材もたくさんありました。


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